<光と影は、花の輪郭。>
花モト・トモコの代表作であるKIRIE(切絵)は、自ら彩色やドローイングを施した紙で構成されたファッションやライフスタイルがテーマの作品を繊細なカットワークで描くのが特徴。活動の幅は多岐にわたり、広告やファッション誌、パッケージやディスプレイ、動画など幅広い分野で活躍しています。
タイトルの”MERIDIANA” —— イタリア語で「日時計」。
光によって見えるものの形。KIRIE(切絵)で描く、いくつもの白の階調で切り取られた花のレリーフ断面。時間と場所とともに光によって移ろい、影によるアウトラインがモチーフの輪郭を浮かび上がらせます。
長引くパンデミックの中、未来に向けてしなやかに新たな一歩を踏み出すことができるように願いを込めて——春を象徴する花々を、「影の戯れ」という新たな切り口のKIRIEで表現します。
お気に入りの一輪を見つけに、どうぞ会場へ足をお運びください。
会場:東京妙案ギャラリー
会期:2022年3月11日(金)~3月20日(日)*会期中無休
時間:11:00~19:00(最終日17:00)