『銀河鉄道の夜』。
宮沢賢治の数々の作品の中でもひときわ輝く謎めいた孤高の名作に、漫画界の異才ますむらひろしが挑み、大作『銀河鉄道の夜・四次稿編』(原作・宮沢賢治、作画・ますむらひろし)が生まれました。
信仰と大地と共に生きた宮沢賢治と独特のファンタジーと猫のキャラクターで知られる漫画家ますむらひろし、それぞれの世界観が交錯し、昇華された美しくも切ない物語が読者の心に降り注がれます。
ますむらひろし最新作の『銀河鉄道の夜・四次稿編』は、全4巻・約600頁からなり、本展覧会では、そのうち既刊の第1巻・第2巻の漫画生原稿と創作資料、メモ、ラフスケッチなどを展示し、ますむらひろしによる「銀河鉄道の夜」の世界を紹介します。
講演会「銀河鉄道の夜」を描いて気づいたこと(要事前申込)
講師:ますむらひろし
日時:2023年2月18日(土) 14:30〜16:00
詳細はこちらのイベントページからご覧いただけます。
「ますむらひろしサイン会」(申込不要)
サインはますむらひろし氏の書籍・画集に限定させていただきます。会場でも販売しています。
日時:①2月5日(日)、② 3月11日(土) いずれも15:00〜17:00予定
定員:各回100名(先着)
詳細はこちらのイベントページからご覧いただけます。
ますむらひろし
1952年山形県米沢市生まれ。初めて描いた漫画『霧にむせぶ夜』で1973年に第5回手塚賞準入選。
同年『1975』で「月刊ガロ」に入選、1975年に同誌で『ヨネザアド物語』を発表。1976年から「月刊マンガ少年」に『アタゴオル物語』を発表し、同作は初期代表作となり長期に渡ってシリーズ化された。
1997年に日本漫画家協会大賞受賞。
会場:八王子夢美術館
会期:2023年1月28日(土)~3月26日(日)
時間:10:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし、祝日の場合は開館し翌火曜日が休館)
入場料:一般 700円
学生(高校生以上)・65歳以上 350円
中学生以下 無料
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