プロを目指す人のための、実践・絵本ワークショップ開催。2018年1月より全11回。


国内外で著作権管理の代行業務などを行っている(株)日本ユニ・エージェンシーは、絵本作家のプロを目指す人のための実践的な講座「プロを目指す人のための、実践・絵本ワークショップ in神保町」を2018年1月より開講する。受講生が講義を通して制作した絵本のなかで、優秀作品については、同社の協力出版社から刊行される可能性がある。講師は絵本編集者の筒井大介さんと堀内日出登巳さん。
 
絵本ワークショップ
 
全11回のうち、前半は課題提出を通してのラフ制作、後半は受講生のオリジナル絵本制作となる。前半部の課題テーマについては、子どもの頃の記憶や体験、反復・繰り返し、生と死、動物・モノの擬人化、オリジナルの擬音・自分語の作成、絵本のカメラワークについてなどを想定しているが、受講生の関心によって適宜変更していくとのこと。絵本の構造を学びながら、出版を目指した実践的な絵本制作が体験出来るワークショップになっている。

2018年度の優秀作品については、同社のネットワークを活かした協力出版社の企画会議で優先的に検討されて刊行される可能性がある。その場合には、同社が著作権代理店としての実績と機能を生かして著者の代理人として出版社と契約し、著者には手数料を除いた印税が支払われるシステムだ。またボローニャをはじめとした各国のブックフェアで、同社が世界中の出版社に営業を行なうとのことだ。

講師プロフィール

(敬称略)

筒井大介(フリー編集者)
1978年大阪府生まれ。教育画劇、 イースト・プレスを経てフリーランス。野分編集室主宰。担当した絵本に『うちゅうたまご』(荒井良二)『ボクのかしこいパンツくん』(乙一・原作/長崎訓子・絵)『まじかるきのこさん』(本秀康)『ネコヅメのよる 』(町田尚子)『えとえとがっせん』(石黒亜矢子)など。『ブラッキンダー』(スズキコージ)『オオカミがとぶひ』(ミロコマチコ)がそれぞれ第14回、 第18回日本絵本賞大賞を受賞。『オレときいろ』(ミロコマチコ)が2015年度のブラティスラヴァ世界絵本原画展において「金のりんご賞」を受賞。水曜えほん塾、nowaki絵本ワークショップ主宰。京都造形芸術大学非常勤講師。
https://twitter.com/dtsutsu11

堀内日出登巳(ほりうち・ひでとし)岩崎書店
1972年新潟生まれ。格闘技系出版社を経て2001年に岩崎書店へ入社し、絵本編集を始める。編集を担当した作品に『はしるチンチン』(しりあがり寿)『ヘンなあさ』(笹公人/本秀康)「怪談えほん」シリーズ(東雅夫・編)『よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし』(及川賢治・竹内繭子/第13回日本絵本賞大賞)など。
https://twitter.com/h_o_r_i_u_c_h_i

定員

20名
※受講希望者が10名に満たない場合、開講を見合わせる場合がある

開講日時

基本的に毎月第4火曜 午後7時から9時まで
※12月のみ第3火曜日 午後7時から9時まで
全11回

場所

日本ユニ・エージェンシー6階 セミナールーム
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-27 東京堂神保町第2ビル
電話:03-3295-0301
JR総武線・中央線【御茶ノ水駅】より 徒歩10分
地下鉄半蔵門線・都営新宿線・都営三田線【神保町駅】A7出口より 徒歩5分

受講料

全11回 118,800円(税込)+初回のみ事務手数料5,000円(税込)

応募方法

申し込み締切日までに ehon@japanuni.co.jp あてで下記5点を送付のこと
1:氏名
2:ペンネーム
3:住所
4:電話番号
5:受講希望動機

申込締切

2018年1月9日(火)必着
 
詳しくは下記Webサイトで確認
http://www.japanuni.co.jp/business/seminar/picturebook/