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その他

相撲札を解説してみよう(その2)

さて解説の続きを書きますね。Blogに字数制限って厄介ですね。あ!そうだもうBlogじゃないんでした。「その他」という項目なんです。・・・私の仕事もイラストレーターその他ですからぴったりですね。


【七月・萩に猪】猪鹿蝶の役が作れる役札は猛突進する力士のイメージと重なります。また高安関や魁聖関のように見た目もソー・ワイルドな力士にも重ねています。
【八月・芒(ススキ)に月】ちょうど、このお話をいただいたのが九月場所の最中でした。取り組みを観ていたら力士のお尻(古い関西弁でおいど)と月が重なるなぁと思いました。この相撲札で一番最初に描いたのがこの札です。雁が三匹飛んでいる札はその代わりに横綱の土俵入りの時の不知火型と雲龍型の「綱」を飛ばしています。シュールですね。
【九月・菊に盃】大相撲の優勝力士は羽織袴で銀の大盃を持っています。絶好のカメラのシャッターシーンですが、そのワンシーンを再現しています。最近、惜しい引退をしたと個人的に思う横綱にも見えますかね。
【十月・紅葉に鹿】鹿の代わりに浴衣を着た力士が胡坐をかいています。左手で鹿の角の形を真似てるんですよね。
【十一月・柳に小野道風】小野道風の代わりに(これもどなたとは敢えて書かないですが)行司さん。「燕」の代わりに土俵から投げ飛ばされている力士、「短冊」を軍配にしようというのはクライアントさんのアイデアです。「カス(雨)」の札は呼出さんが雲の上で雷太鼓(笑)を叩いているところを描いています。
【十二月・桐に鳳凰】クライアントさんから吊り天井と四房というリクエストがありまして、もう鳳凰のところで使うしかないなぁと思いまして。あとは「満員御礼」、「大入」とも入れたいなぁと。十二月のカス札には色の無い力士と軍配を施してます。

初めに「遊びありき」で絵を作っていくのは、昔従事していて今も時々しているゲームのビジュアルの仕事に似てるので楽しかったです。さて連休も後半に入り、大相撲展も折り返し地点です。みなさま、まだ間に合いますよ~^^

大相撲展公式サイト: http://www.ohsumo.info/

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