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奥田孝明 ハサミで浮世絵を切り貼りして遊んでいた その他

ハサミで浮世絵を切り貼りして遊んでいた

東京スカイツリーを目印にして、近くのたばこと塩の博物館で開催中の、「見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵」展を観てきました。
おもちゃ絵とは、主に子供を対象にした、多色刷りの一枚絵の浮世絵のこと。その内容は、「昔話の豆本、物づくし(図鑑)絵、着せ替え人形、双六、福笑い、立体模型(ジオラマ)」等、多岐にわたっていました。
画像は、パンフレット裏表紙の、「新版はり合さかな尽」(英斎泉寿)ですが、描かれた両面の魚たちは、北斎漫画の流用なんだとか。江戸時代の子供たちも、この魚たちを切り取り貼り合わせてズラッと並べ、魚屋さんごっこやままごとでもやって、「ギョ、ギョ、ギョッ」と遊んでいたんでしょうか。
展示をいろいろ観てまわって、自分が小学生の頃に楽しみにしていた月刊マンガ誌の、印刷された紙を組み立てて遊んだ付録の感触を思い出しました。
また、天保の改革の頃に出版された「猫のせかい」(歌川芳艶)を目にして、顔だけが役者絵になった、擬人化された猫人間たちの無理やり加減に、思わずマスクの中で吹きだしてしまいました。

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