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東京新聞イラストエッセイ「新かぶき彩時記」
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2017.11.17
東京新聞イラストエッセイ「新かぶき彩時記」
11月17日付け朝刊より(絵/文 辻和子)
そばの食べ方にも芸談が。「雪暮夜入谷畦道」は、おたずね者の御家人くずれ・片岡直次郎が、養生中のなじみの吉原遊女・三千歳に会いに行く物語。雪の夕暮れのなか、わびしい畦道を歩き、場末のそば屋でそばを食べるのが、ひとつの見せ場になっています。
舞台は現在の入谷付近で、江戸情緒の結晶のような作品。しかし作者の河竹黙阿弥が本作を書いたのは明治になってからで、枯淡の域に達した「大江戸挽歌」です。初演の五代目尾上菊五郎は、そばの食べ方も工夫。先客でやって来た捕り手役には、わざとモソモソとそばを噛むように指示し、後で登場する直次郎のスルスルと粋な食べっぷりを引き立てました。
「世話物」というジャンルの作品で、江戸庶民の写実的な生活感がキモ。年配のそば屋夫婦のやり取りや、かつお節をかくなど何気ない演技にも風情があります。燗酒を飲もうとした直次郎が、ちょこに浮くゴミに気づき、ヒョイとはしでのけたり、三千歳に手紙を書こうと乾いた筆の穂先をなめると先が抜け、仕方なく楊枝で書くなど、細かい芝居運びにこなれた味わいが。常に追手を気にして周囲をはばかり、さりげなく手ぬぐいで顔をかくしたり、声を出さず用心する姿もワケあり感がにじみ出ます。
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