- 10/9/2024
- 玄光社新刊案内
10月18日発売! 『illustration』No.244ではげみさんを30ページにわたって特集
10月18日(木)に発売する『illustration』No.244では、活躍中の人気イラストレーター6名を特集する。本誌のために描き下ろされた美しい雨の描写が印象的な、げみさんのイラストレーションが表紙を飾る。 特集 げみ しらこ 髙橋あゆみ いとうあつき ゲレンデ TAO巻頭ではイラストレーターげみさんを30ページにわたって取り上げる。これまで400冊以上の装画を描いてきたげみさんが、どのようなスタンスでイラストレーションに向き合ってきたのかを取材した。また親交のあるイラストレーター米山舞さんとの対談も実現。一線で活躍するイラストレーターの二人が考えるイラストレーションについて語っていただいた。続いて、しらこさん、髙橋あゆみさん、いとうあつきさん、ゲレンデさん、TAOさんを取材。それぞれの仕事やオリジナル作品を紹介するほか、20代から30代のイラストレーターがどのような道を辿ってイラストレーターになり、活躍するようになったのかをお聞きした。連載 イラストレーター座談会スージー甘金× 白根ゆたんぽ × 小田島等恒例のイラストレーター座談会では、長年イラストレーション業界で活躍する、スージー甘金さん、白根ゆたんぽさん、小田島等さんが登場。「スージー甘金とポップ・イラストレーション」をテーマとした鼎談を収録。また、画業50周年を迎えた漫画家・わたせせいぞうさんと、レトロモダンな世界を描いて人気絶頂のイラストレーター・マツオヒロミさんが夢の共演。二人のコラボで制作された短編コミックによる短期集中連載がスタート。そのほか、雪下まゆさんが審査員を務めた第231回ザ・チョイスの審査結果や、「BOOKS REVIEW」、連載「ひげぼうや by 100%ORANGE」、連載「石黒亜矢子の創作生物図鑑」など恒例の企画も充実。若手イラストレーターを特集した今号は、これからイラストレーターを目指す方の参考にもなるはずだ。ぜひ手に取ってみてほしい。『illustration』No.244は、現在予約受付中!- 9/29/2024
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イラストレーター214人が“いま”を捉え描き出す『ファッションイラストレーション・ファイル2024』9月30日発売
214人のイラストレーターのオリジナル作品や仕事を掲載する『ファッションイラストレーション・ファイル2024』(玄光社)が、2024年9月30日(月)に発売される。広告、書籍・雑誌、ウェブ、グッズ、パッケージなど、私たちの身の回りは「イラストレーション」で溢れている。本書では、“いま”を描き出すイラストレーター214人の、オリジナル作品を中心としたファッションイラストレーションを紹介する。もちろん作家ごとに略歴や連絡先、プロフィールなどの情報も明記されているので、イラストレーター検索ツールとしても活躍すること間違いなしの1冊だ。カバーイラストレーションを務めたのは、ミヤザキさん。アートディレクションとデザインは、前号に引き続き尾崎行欧デザイン事務所が担当した。太い線と少ない色数で、大胆ながら可憐さも表現されたチューリップのイラストレーションが目を引くデザインだ。また、恒例の巻頭特集「SHOWCASE」では、独特の視点で制作、活動する13名の作家の方々を紹介する。今号で登場するのは、Yunosukeさん、イワクチコトハさん、副島あすかさん、市村柚芽さん、龍山千里さん、嶋田里英さん、マナベレオさん、辻󠄀本大樹さん、永山恵さん、Hiroki Yagiさん、たしさん、藤本将綱さん、mashuさん(掲載順)。イラストレーター214人が時代を捉え描き出す、個性豊かなファッションイラストレーションに、ぜひ注目したい。 『ファッションイラストレーション・ファイル2024』ページサンプル 『ファッションイラストレーション・ファイル2024』(玄光社) ▼こちらもおすすめ『キャラクターファイル2024-25』 『イラストレーションファイル2024』上巻『イラストレーションファイル2024』下巻イラストレーター790人の仕事ファイル『イラストレーションファイル2024』は現在発売中です。上巻には「あ~さ行」の418人、下巻には「た~わ行」の372人を収録しています。- Invalid Date
- 著作権と契約のキホン
改めて知る・考える「著作権と契約のキホン」【第14回】もっと知る・考えるための本、ウェブサイト②
なんとなくは知っていても、やはり難解なイメージが強い「著作権」や「契約」。本連載では、改めてその基本を知ることで、イラストレーター、そして発注者であるデザイナーやクライアントのよりよい関係性、仕事の進め方について考えます。本はもちろん、現在はインターネット上でも、文化庁などの公的機関が情報を分かりやすくまとめていたり、イラストレーターの方々が実体験に基づいて発信されていたりします。実際困った時にも、今後のためにもチェックしておくと役立つ情報ばかりです。最終回では「著作権、知的財産権について」役立つ資料をお知らせします。著作権、知的財産権について『令和6年度著作権テキスト』文化庁 ・著作権課 制作 無料文化庁のウェブサイト内「政策について」の「著作権」ページにある、「著作権に関する教材・講習会」にて公開している教材の1つ。著作権制度の沿革からその目的や仕組みなど100ページ以上のボリュームで解説されています。また、そのほかにも小学生を対象とした教材「はじめて学ぶ著作権」や「楽しく学ぼうみんなの著作権」、著作権の実践的な知識が学べる教材として「マンガで分かる著作物の利用 作太郎の奮闘記」」などを公開。『知的財産管理技能検定3級 公式テキスト[改訂15版] 』知的財産教育協会 編(アップロード) 3,000円+税国家試験「知的財産管理技能検定」の実施運営を行う協会の教育部門が編集する唯一の公式テキスト。事例で学ぶことが出来、基礎知識を身に付けるには最適です。毎年6〜7月ごろに新版が発売されるので、最新版を購入するようにしましょう( 2024年は、改訂15版が7月21日に刊行)。『すごいぞ! はたらく知財 ――14歳からの知的財産入門』内田朋子+萩原理史+田口壮輔+島林秀行 著、桑野雄一郎(高樹町法律事務所)監修(晶文社) 1,500円+税「知的財産」という言葉から具体的なイメージがしづらい人にもぴったりの入門書。キャラクターやアートなど11の仕事から、その権利や利用方法を幅広く知ることが出来ます。『表現をめぐる知的財産権について考える本』一般財団法人たんぽぽの家 企画制作、高島雄一郎(登大路総合法律事務所) +ほか 協力(一般財団法人たんぽぽの家)/1,000円+税障がいのある人と表現することをとおして社会とつながる仕組み作りに取り組む団体が学び、積み上げてきたプロセスと知的財産権に関する事柄をまとめたもの。また、「知財学習推進プロジェクト」という取り組みも必見です。『エセ著作権事件簿:著作権ヤクザ・パクられ妄想・著作権厨・トレパク冤罪(過剰権利主張ケーススタディーズ)』友利昴 著(パブリブ)/2,500円+税作家の友利さんが著作権侵害にまつわる実際の事件の顛末や裁判例を徹底批評。表現することに萎縮しそうになった時に読みたい500ページ超えの大作です。『クリエイター六法 受注から制作、納品までに潜むトラブル対策55』宇根駿人+田島佑規 著(翔泳社)/2,400円+税実際にあった法律相談からよくあるトラブルを55事例厳選し、具体的な対応策と予防策を提案する実⽤的な 1 冊。2024年11月に施行予定のフリーランス新法の基本的な内容と注意点についても解説されています。『オタク六法』小林航太 著(KADOKAWA)/1,500円+税同人活動や推し活などのオタク活動を主眼としつつ、個人事業主として仕事をする際に役立つ法律もしっかり説明されており、幅広いトラブル解決のヒントとなるトピック満載。公益社団法人 著作権情報センター「著作権Q&A」同センターの発行物の内容を中心に、著作権の基礎知識と具体的な質問に対する回答などを集約。著作者としても、利用者としても知っておきたい情報ばかりです。公益社団法人著作権情報センター相談室「著作権テレホンガイド」「資料室」「相談室」では実際に紛争になっている、紛争が生じる可能性のある具体的事案の相談以外であれば、電話で専任の著作権相談員に著作権制度に関する質問や、著作物利用についての相談が可能。東京都中野区にある「資料室」は事前予約制で、誰でも関連資料約36,000冊が閲覧出来ます。(完)執筆・編集:イラストレーション編集部企画・編集協力・イラストレーション:オオスキトモコ図版デザイン:尾崎行欧+宗藤朱音(尾崎行欧デザイン事務所)*イラストレーターの仕事を主眼として、弁護士の監修、参考資料、これまでの事例などに基付き一般的と思われる法解釈によって構成していますが、本情報の運用結果については玄光社及び関係者共にいかなる責任も負いかねます。*本特集は『イラストレーション』No.236掲載記事を再構成し、2024年7月30日にウェブ公開したものです。【プロフィール】オオスキトモコイラストレーター。2010年から『イラストレーションファイル』毎年掲載。仕事をする中でさまざまなトラブルに遭遇したことから、下請法や著作権法など法律の勉強を始める。2021年に国家資格「三級知的財産管理技能士」、2024年に「ビジネス著作権検定上級」合格。ウェブサイト【特集参考文献一覧】ウェブサイト● 公正取引委員会 「独占禁止法とは 独占禁止法の概要」● 公正取引委員会 「下請代金支払遅延等防止法ガイドブック コンテンツ取引と下請法」● 公正取引委員会 「下請法とは 親事業者の義務」● 特許庁 「知的財産権について」●厚生労働省 ※策定:内閣官房+公正取引委員会+中小企業庁+厚生労働省 「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン【概要版】」● 公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)「コンペティションのガイドライン」● 一般社団法人日本モデルエージェンシー協会(J.M.A.A)「出演と契約に関するガイドライン」オンラインセミナー●日本イラストレーション協会(JILLA)「クリエイターに多いトラブルと契約書のチェックポイント」講師:弁護士 桑野雄一郎(高樹町法律事務所)書籍・雑誌●『illustration』No.168特集「イラストレーターのためのお仕事マナーQ&A 文書確認編」大川宏 監修協力(玄光社)●『プロとして知りたいこと全部。イラストレーターの仕事がわかる本』グラフィック社編集部+竹永絵里 編(グラフィック社)- 7/17/2024
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7月18日発売! 『illustration』最新号の特集は「部屋と建物を描く」
7月18日(木)に発売する『illustration』No.243の巻頭特集は、「部屋と建物を描く」。5名の作家それぞれのこだわりや遊び心が詰まった部屋や建物、そしてそこに暮らす人々の様子を描いた心躍るイラストレーションを70ページにわたり紹介する。インタビューに加え、作業工程や間取りのスケッチなど、作品が完成するまでの過程もたっぷりと掲載した。 特集 部屋と建物を描く近年、イラストレーターが描く建物、特に内部を詳細に描いた作品が広く人気を集めている。本特集では、ヒット中の『家が好きな人』(実業之日本社)の著者・井田千秋さんをはじめ、塩谷歩波さん、埜々原さん、IC4DESIGNさん、Peccoさんといった部屋や建物を描く注目のイラストレーター5名を取材した。そこに住む人の暮らしが伝わってくるような、魅力的なイラストレーションの数々を存分に楽しんでいただきたい。 雑誌『建築知識』表紙イラストレーションの変遷とその魅力独自の着眼点を感じる特集企画で、建築に携わる人のみならず、絵を描く人からも大きな注目を集め反響を呼んでいる雑誌『建築知識』(エクスナレッジ)の近年約4年分の表紙をご紹介すると共に、イラストレーターの方々に寄せていただいた制作背景や思い出深いやりとりなどについてのコメントを掲載。また、『建築知識』編集部、表紙アートディレクション・デザインを手がける名和田耕平デザイン事務所の方々にもインタビューを実施した。 私の理想の部屋室内で作品を制作する時間が長いイラストレーターにとって、「理想の部屋」とはいったいどんなものなのだろうか? 今回はイケガミヨリユキさん、ナミサトリさん、カシワイさん、丹地陽子さん、六角堂DADAさん、ゴトーヒナコさんの6名が、現実・非現実を問わず、自らにとっての理想の部屋を描き下ろした。 ジョン・クラッセン新作『ドクロ』を語る2024年4月に刊行以来、話題を呼んでいる『ドクロ』(スイッチ・パブリッシング)。ストーリー展開や表現の面でも突出した1冊である同書の出版経緯や制作背景、本書の優れた表現などについて、翻訳を担当した柴田元幸さんと、邦訳版のデザインを手がけた宮古美智代さんにさまざまに語っていただいた。 そのほか、「歴史物を描く時に考えていること」をテーマに、「歴史物」と呼ばれるジャンルの装画や挿絵を手がける、長田結花さん、村田涼平さん、中川学さんにお話を伺ったイラストレーター座談会第8回、イラストレーターの一乗ひかるさんが審査員を務めた第231回ザ・チョイス結果発表や、人気連載「ひげぼうや」など、恒例の企画も充実。リアリティの有るかわいらしいお部屋から、空想世界の街並み、そして私たちが実際に足を運ぶことの出来るお店まで。誌面をとおしてさまざまな部屋、建物を訪れ、作家たちが描き出した新たな魅力を発見して欲しい。 『illustration』No.243 は、現在予約受付中!